利ちゃんの近頃思うこと、考えること




Home 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年
2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年

2008年12月 ひどい格差社会


 12月11日朝刊に 「9億6300万人飢えに苦しむ」 という記事が載った。大部分がアジアとアフリカで、 インド・中国・コンゴなど7カ国で65%を占めるという。 中でもインドは実に全人口11億人の約20%に匹敵する2億人以上が飢えの状態にあり、世界のどの国よりも多いそうだ。

インド政府の2年前の統計によれば、国内の1000万人以上の子供達のおよそ60%が栄養失調にかかっており、 栄養専門家は、この極端に低い記録は、インドの食料難や貧しい食事習慣や粗末な子供の保護に起因するという。

インドはオリンピックにも参加し、IT大国といわれるほどの経済大国だと思っていたが、このニュースには驚いた。 この国の政府は一体何をしているのだろうか。


2008年11月 札幌マンスリーマンション


 花粉症の我々夫婦は毎年3月のスギ花粉シーズンは花粉の無い場所に避難することにしている。 近年は沖縄に避難していたが、来年は札幌にしようと計画中だ。

滞在するマンスリーマンション (30u)は札幌の場合、1ヶ月の家賃(光熱費込み)が15万くらい(1部屋を2人で使用)だ。

ところが、同じ広さの札幌のマンションの家賃はおよそ3万円(除く光熱費)くらいだから、 家具付き・光熱費込みとはいえマンスリーマンションの家賃15万円はいかにも高い。

探してみると6万円(除く光熱費)位で借りられるところもあるが、そこは寝具や調理器具類は持ち込む必要がある。

また、最低3ヶ月借りるという条件が付くが、1ヶ月の家賃が(光熱費込み)7万円という物件もある。 いずれにしても、来年3月まではもう少し時間があるので、引き続き調査を続けるつもりだ。


2008年10月 餅は餅屋


 己の知っている世界の小ささを痛感させられた。 もともと一人の人間が知っている知識など高が知れていて実際は知らないことだらけだ。

原付バイクのヘッドランプが切れてしまった。めったに乗るバイクではないが、 万が一、夜に乗ることがあったら困ると思い交換することにした。

ネジを何本かはずし、カバーをはずそうとするのだが、これが外れない。 ネットでいろいろ検索し、その方法を試してみるが、やっぱりうまく行かない。

バイクのマニュアルを見てもヘッドランプの交換方法は載っていない。 多分ちょっとしたコツがあると思うのだが、それが素人にはわからない。 何事も簡単そうに見えてもじつは奥が深かったりする。

結局最後までカバーをはずすことが出来ず自分でやるのは諦め、バイク店に持っていった。 ランプ交換\4000のついでに磨り減った前後タイヤ交換\12000・プラグ交換\1000・エアフィルター\2000の交換もしてもらった。 お陰でバイクの調子がとてもよくなった。


2008年9月 在宅介護支援


 義理の母81歳が転んで前歯を折る大怪我をした。しかも初めてではなくこれで5回目だ。 幸い骨折は歯だけで済んだが、足でも骨折したら寝たきりになる可能性が大きい。 ここ1〜2年は特に体力の衰えが著しく、今後も転ぶ可能性が大だ。

リハビリをして体力をつけるのが良いと思うのだが、家でやり方を教えたところで一人でやるとは思えないし、 素人判断で運動するのも危険と思い、専門家に指導してもらうのが良いと考えた。

しかし、どうしたら良いか判らないので、区役所の高齢者健康相談課に電話してみた。 電話したところ、介護支援のケアマネージャーに相談するようアドバイスを貰った。

早速介護支援センターのケアマネージャーに電話し、自宅に来てもらい、 リハビリをするセンター紹介や介護認定の申請をしてもらい10月から週1回ケアセンターに通うことになった。 こんなことならもっと早く手を打つべきだったと反省をした。


2008年8月 札幌は良いところ


 北海道を3週間旅行してみて北海道は自然が豊富で食べ物が美味しく、物価が安いというのを強く感じた。 中でも札幌は横浜や東京を小さくした感じで都会の雰囲気を持ちながら、 車で少し行けば自然のあふれる場所が沢山あり理想の町だ。

横浜にも支店があり、何度か行ったことのある居酒屋チェーンの札幌本店に行ったが、 出てくる魚の種類や鮮度がぜんぜん違うのに驚いた。しかも値段は本店のほうが格段に安い。


2008年7月 猛暑


 2週間連日30℃を越す日が続いている。 我が家はクーラーを使わない主義なので扇風機だけでしのいでいるが気温が33℃をこえると風が生ぬるく ちっとも涼しく感じない。

最近はジム通いで体力が付いたせいか何とかしのげるが、 そうでなかったら完璧に夏ばてしているところだ。 もともと体力がない我が身には、冬の寒さも身にこたえるが夏の暑さもつらい。 早く北海道旅行(8/18〜予定)へ出かけたいところだ。


2008年6月 葬儀費用は高すぎる


 日本の葬儀費用は高すぎる。前回の父の葬儀と今回の母の葬儀でそれを実感した。 欧米の平均が数十万円なのに、日本の平均は230万円だ。

葬儀費用を安くするには葬式を簡素化することと、葬儀屋に頼まないことだ。 病院でなくなるケースが多いだろうから、病院から直接火葬場へ運んでもらい、お骨にしてしまう。

親戚と本当に親しい友人だけ集めて、お坊さんにお経を上げてもらい、そのあと皆で食事をする。 これならばかなり安く出来る。


2008年6月 本当の親孝行とは


 肺炎を起こし入院後、1週間を過ぎると母の体力はガクンと落ちた。 もともと40Kg も無い痩せ細ったからだが、ますます細くなった。 意識はあり、呼びかけると薄目を開けて何かを言おうとするが、 酸素マスクをしていて良く聞き取れない。 舌が落ちて気管をふさがないように器具で舌を押さえているのが かわいそうだ。

入院3週間経過しても点滴だけで母は生きていた。 それでも意識はあり呼びかけると薄目を開き、一言二言、言葉を発した。 点滴だけで人間が3週間も生きているのが驚きだ。 手足が水ぶくれのようにパンパンにはれ上がっている。 体内に吸収されない水分が、血管から体内にあふれ出している証拠だ。 既に元気になる可能性は無いため、点滴の量を一日1000CCから 500ccに減らしてもらった。

それから4日後に血圧が低下し、危ない状態になった。 病院に駆けつけたが、持ち直してしまった。 この日以降、母にはもう目を開ける体力も残っていなかった。 それでも呼びかけると体がピクリと動き反応する。

入院後40日が経過した。顔の表情も苦しそうだ。 これ以上生かしておくのは拷問に近いと思った。 医師に連絡を取り、すぐに酸素マスクと点滴をはずすよう依頼をした。

担当の医師は30代後半の男性で、正直に話をしてくれた。 母が生きる可能性が0%だということ、 今行っている治療は明らかに延命治療であることなどだ。

酸素マスクをはずして、2時間後血圧が低下し、呼吸が止まり、 心拍数が弱くなり、その後母は亡くなった。 酸素マスクをはずしてから僅か2時間30分後の6月18日午後2:51だった。

もともと体力が無い母の場合、入院1週間が経過した段階で、 元気になる可能性は0%だったはずだ。 元気な成人でさえ、一週間点滴だけで、寝たきりの入院をした場合、 復帰にかなりのリハビリが必要なはずだ。 しかし83歳の母にリハビリをするだけの体力は無かった。

1週間を過ぎた段階で、死なせて上げるのが良かったのではないだろうか。 それ以降の入院はただ母を苦しめたようで心が痛んだ。


2008年5月 母の入院


 83歳の母が5月7日に肺炎を起こして入院した。
治療方針について担当医から以下の提案があった。

1.口や喉を切開して気管内に管を入れ、人呼吸器に繋いで肺に空気を送り込む
2.口から水や栄養(糖分、ミネラル、アミノ酸など)を摂取できないので胃に小さく穴を開けて直接入れる

上記治療をしたからといって必ず良くなる保証はないとのこと。 これらの治療は苦痛を伴い、その場合は鎮静剤を用いて意識を低下させるそうだ。

24時間点滴を受けながら酸素マスクをし、苦しそうに息をしている母を見ているのは本当につらい。 兄弟3人で相談した結果、これ以上苦しい思いはさせたくないので、上記治療を断った。


2008年5月 ガンジーの言葉


「明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい」

これはガンジーの言葉ですが、なんて良い言葉だと思いませんか?

ご存知の通り、ガンジーは非暴力・不服従主義によって
イギリスのインド支配に対抗した人です。
いつ終わるとも知れない戦いの中で見つけた真理なのでしょう。


2008年4月 うばい合えば


相田みつをの詩には本当に心を打たれるものが多い。

★幸せは いつも 自分の心が 決める
★道は自分で作る 道は自分で開く 人が作ったものは自分の道にはならない

など、たくさんの詩があるが、先日新たに以下の詩を見つけた。

         うばい合えば足らぬ
         わけ合えばあまる
         うばい合えばあらそい
         わけ合えばやすらぎ

         うばい合えばにくしみ
         わけ合えばよろこび
         うばい合えば不満
         わけ合えば感謝

         うばい合えば戦争
         わけ合えば平和
         うばい合えば地獄
         わけ合えば極楽

現在の世界観を述べている様で実に興味深い。


2008年2月 虫歯治療


 歯は大切にしていて、年1回は歯医者へ行って虫歯があれば都度治療してもらっているせいか、 56歳になった現在も歯は全てそろっている。

先日食事をしていたら、治療したところが取れてしまった。 早速歯医者へ行ったところ、治療した隙間から虫歯になっていたようで、 虫歯が大きいため、治療に時間も費用も要した。

それでも、最近は治療方法も進歩していて、麻酔注射も治療も痛みはまったくなかった。 感謝である。






email t-koba@qa2.so-net.ne.jp



inserted by FC2 system