脳卒中とは脳の血管に障害がおきることで生じる疾患の総称であり、脳の血管が詰まる
「脳梗塞」、脳内の細い血管が破れて出血する「脳出血」、脳の表面の血管にできたコブ(脳
動脈瘤)が破れる「くも膜下出血」などが含まれる。
厚生労働省の統計によれば、脳卒中を含む脳血管疾患の治療や経過観察などで通院している
患者数は 118 万人
と推計され、そのうち65歳以上が86%と大半を占めている。
2014年7月に初めて脳ドックを受診してから7年が経過し、年齢も節目となる古希を迎えたことから、2回目となる脳ドックを受診することにした。
脳ドックの料金は病院やクリニックによってかなり異なるものの、
一般の人間ドックに比べると高い。
料金が高い理由は、MRIという高額の磁気共鳴画像装置を使用して診療を行うからであり、
高額の機械使用と脳神神経外科医による診察の費用を要するからだと思う。
そんな脳ドック検査料金は、病院やクリニッによって異なるものの概ね3万円ほどだ。
脳ドックを専門に扱うクリニックや病院が多い東京、横浜などでは、競争があるせいか3万円を切るところもある。
病院を探すにあたり、脳ドック専門サイトを見つけ、、
いくつかある施設の中で、東京都八王子市にある
東京天使病院を見つけた。
ここは、一般病床39床、回復期リハ病棟47床、地域包括ケア病棟36床、介護老人保健施設エンジェルコート、デイ・サービス 風々を隣接している病院で、
2016年春からは東海大学八王子病院から医師や技師が派遣されている。
通常3万5千円〜4万円、5万円等と高額な脳ドックをこの病院
東京天使病院は1万円(税抜き)
脳ドックと称し、未破裂脳動脈瘤の発見に的をしぼった検査を行っている。
未破裂脳動脈瘤は、自覚症状が無い場合も多く、また年齢にかかわらず発生するので、
一人でも多くの人に受診してもらい、罹患を避けてほしいという病院の願いから始めたものだ。
検査機器のMRIは3代目となるGE社製の1.5TでH25年10月1日から稼働しており、
診断結果は、複数の脳外科医がMRI、MRAをPACS(医用画像システム)上で脳動脈瘤の有無を診断して2週間程で郵送してくれる。
横浜から東京天使病院へ行くには、JR横浜線(快速)利用で八王子まで48分、八王子駅からは無料シャトルバスで20〜25分(6.5Km)ほどだ。
予約時刻が10:30だったので10時に病院に到着するよう、自宅を7:25に出発し、
横浜市営地下鉄の新横浜駅で横浜線に乗り換え、八王子駅に着いたのは9:14、
八王子駅発9:30のシャトルバスを利用し、病院に着いたのは予定通り10:00だった。
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検査前に上下とも検査着に着替え、検査は予定通り10:45から11:05までが私で、そのあと11:10〜11:20までが妻が検査を行った。
毎年、横浜市立市民病院でMRIを受診している機械に比べると音が大きく感じられたのは、機械のメーカーの違いかどうかその辺は定かではない。
検査を終え、支払いをクレジットカードで済ませ、12:00病院発のシャトルバスで、JR八王子駅まで送っていただき、駅ビル10F
のベトナム料理のジャスミンパレスで昼食を食べ、自宅に到着したのは15:00だった。
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