利ちゃんの大腸内視鏡検査 体験記(その8)


    検査日:2021年12月3日(金)


はじめに

 昨年2個のポリープが見つかり摘出したため、一年後の様子確認のため通算8回目となる内視鏡検査を受診した。


下剤をもらいに訪問

 11月19日(金)平畑医院には10:45に到着したが、狭い待合室は10人以上の患者さんで満席で、 座ることが出来ずしばらく立っていなければならなかった。 結局、平畑先生に呼ばれたのは11:15で、いつものように前日食事の注意事項などの説明を受け、検査同意書にサインをした。

その後、会計で下剤をいただいたが、診察料は昨年までの¥640(税込)からほぼ倍の¥1120に値上がりしていた。 帰ってきて領収証を良く見たところ、本当は70歳以上の2割負担¥750のところ3割負担で請求されていた。 すぐに平畑医院に電話し、次回内視鏡検査訪問時に差額を清算することになった。 (12月3日の内視鏡検査日に差額分は現金で返還された)



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下剤のマグコロール(粉末が入っているので水を加えて飲む) 前日寝る前に飲む"ベルベロン10ml" 大腸内視鏡検査同意書にサイン

検査前日

 クリニックからいただいた説明書には前日から野菜や海藻類、コンニャク、肉類、キノコなど、消化の悪いものは一日食べないようにし、 白米、うどん、魚など消化の良いものだけにしてくださいとあったので、

朝食 : トースト、牛乳、ゆで卵、バナナ1本
昼食 : うどん(具は豆腐、卵、ちくわ)
4pm : 蒸しパン、コーヒー
夕食 : 鮭焼、ポテト焼き、卵焼き、ごはん、味噌汁(豆腐)

寝る前にベルベロン10mlを一本飲んだが、味は砂糖水といった感じで問題なし。


検査当日(自宅にて)

 朝4:00に起きてトイレに行ったら、昨晩寝る前に飲んだベルベロン10mlが効いて、下剤を飲み始める6:00までに2回(4:00,5:00)ほど排便がありほとんど出てしまった。



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6:00 前の晩から冷蔵庫で冷やしておいた水で下剤のマグコロール液1.8リットルを作り、1回にコップ180mlを12分毎に飲んだ。  朝刊を読みながら12分毎に180mlを飲み、朝刊を読み終わった後はPCをやりながら飲んだ。 昨年は一杯目から飲むのに抵抗があったが、この日は飲むのがさほど辛くなかった。

それでも何とか1.8リットルを飲み終えたのは、予定時間30分オーバーの8:30だった。 飲み終えるまでにトイレに行った回数は起床から数えて6回で、その後家を出る12:10までに3回の合計9回だった。

水は飲んでも良いと説明書にあったので、平畑クリニックへ行く途中で2回ほど、水を飲んだせいかトイレに行きたくなり、 乗換駅の横浜駅でトイレに入って排便、平畑クリックに到着してからも1回ほど水を飲んだ。  



内視鏡検査

  検査は14:00からなので、12:10に自宅を出発し、渋谷駅に13:25に到着、クリニックが入っているビル1階にあるコンビニで、 検査後に飲むミルクコーヒーを購入し、平畑クリニック受付到着は13:40だった。

到着時、待合室は午前中の診察が終わりかけていて、待っている患者さんは2名ほどで空いていた。少し待って手術着に着替えるように案内され、 検査着に着替え待っていると、14:00近くなって次々に患者さんが入ってきて、狭い診察室は一杯になってしまった。

その後看護師さんに呼ばれ手術室に案内されたものの、平畑先生は患者さんの診察中で忙しく、手術開始は14:40となった。 この日は昨年に増して、内視鏡が入っていかず、体の向きを変えたり、お腹を押したりするのだがうまくいかず、 無理に内視鏡を入れようとすると腸が引っ張られ、結構痛かった。 結局、小さなポリープが1個見つかり、その摘出も含め手術終了は14:40頃で1時間もかかってしまった。

平畑先生は、大腸内視鏡検査のスペシャリストで、一年365日とは言わないが、毎日一人大腸内視鏡検査をおやりになっている医師だが、 患者も様々だろうし、今回のように検査にてこずることもあるのだと思った。



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帰り道は遠かった

 検査を終え、買っておいたミルクコーヒーを3口ほど飲み、料金¥12,180(2割負担)をクレジットカードで支払い、平畑クリニックを13:50頃に出た。 お腹が空いていたら、渋谷駅手前のマックででも遅い昼食と思ったが、どういう訳かお腹が空かないのでまっすぐに帰ることにした。

渋谷駅から横浜までは急行で30分ほどで、乗車したときは空席が無かったので、吊革につかまり立っていた。 乗車して15分くらいして、武蔵小杉駅で席が空いたので座って、菊名駅を通過し横浜駅まであと2〜3分で到着するという時に 突然吐き気を伴い気持ち悪くなった

朝から何も食べていなので、吐いても水しか出ないと思いながら、持っていたビニール袋を用意しようと、 持っていたバッグの中を覗こうとしたら、血の気が引き目の前が暗くなりかけたのとほぼ同時に, 電車が横浜駅に到着しドアが開いた。

とっさに下りなくてはと思い、立ち上がったものの、まともに歩けずに電車を降りて2〜3歩で前のめりに転倒し、おでこを強打してしまった。 吐き気とめまいで起きられずその場にうずくまると、すぐに若い女性と駅員が声をかけてくださり、車椅子で駅員控室に連れて行っくださった。

ベッドに横になっても意識はづっとあったので、5分〜10分してめまいが治まったようなので、駅員さんにお礼を言って乗換線の京浜急行ホームへ行った。 すぐに特急電車が来たものの混んでいて、座りたかったが座れずに乗車時間10分ほど立っていたが、立っているのが辛く時間が長く感じられた。

最寄り駅についてからは、バスで10分ほどだが、待ち時間や乗車しても座れるかどうか分からないので、駅前からタクシーに乗車しなんとか自宅にたどり着いた。

来年の検査に向けて

 毎年検査を受けていて、今回8回目となるが、このようなことは初めてで、どうして貧血を起こしたのは不明だ。 とくに体調が悪かったでもないし、原因があるとすれば昨年より一つ年を取ったからかもしれない。

一昨年までは、検査後に朝から何も食べていないのでお腹が空いて、検査後は途中に遅い昼食を必ず食べていた。 ところが、昨年から検査後もお腹が空か無いようになった。 理由は加齢によるものとしか考えられないが、朝から何も食べずに夕方まで活動するのは、今日から控えたいと思う。

今回ポリープを1個摘出したので、来年も検査を受けなければいけないが、 再び貧血を起こさないよう、検査後に素早く 血糖値を上げられるような食べ物や飲み物を準備したいと思う。







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