手術〜1ヶ月 | 3ヶ月検診 | 6ヶ月検診 | 9ヶ月検診 | 1年検診 |
1年3ヶ月 | 1年6ヶ月 | 1年9ヶ月 | 2年以降 | 3年以降 |
2011年1月20日(木) : 東京医療センターに3泊4日で入院 前日午前中に病院から、翌日の入院について確認の電話があった。 その際にPCの持込とネット接続について確認をしたところ、 個室でも室内でのPC使用は禁止、使用する際は1階ロビーや公衆電話付近で使用するよう注意を受けた。 しかし、当日入院し担当の看護婦さんに確認したら、「個室ですのでご自由に」とのこと。 ひょっとしたらこんな事もあるかもと期待してPCを持って来たが、これで思う存分ネットが出来る。 11:00 : 入院。1階の入院受付で入院手続き(1)をする。その際に 「国保限度額適用認定書」を提出する。 11:05 : 3階の入院病棟のスタッフルームで入院手続き(2)をする。 11:30 : 3階の310号室に入る。冷蔵庫・26インチ液晶TV・トイレ・洗面所・電気ポットが付いた個室だ。 11:45 : 1階にあるコンビニ「ampm」で手術後に使用するT字帯と平型紙おむつを購入する。 12:00 : 昼食(和食、美味しかった) 15:00 : 4日間入院のスケジュール概要説明を担当の看護婦さんからうける。(5分位) 15:10 : 陰部の毛をシェーバーで5分刈り。パンツを脱いで若い看護婦さんにやっていただくのは、恥ずかしくもあり気の毒でもある。 15:15 : 斉藤先生が顔を出されて「変わったことはありませんか?」と声をかけてくださった。 15:30 : シャワー室でシャワーを浴びる。浴槽は無し。石鹸シャンプーは持参。時間は30分。 16:00 : 明日の手術は13:00からと判明したので家内に電話し、12:30までに病院へくるよう連絡。 18:00 : 夕食(和食、美味しかった) 21:00 : 消灯。部屋が暑いせいか眠りが浅く何度も目が覚めてほとんど眠れなかった。
| 2011年1月21日(金) : 東京医療センターに入院2日目 〜手術日〜 05:00 : 起床。家と同様に起きたが、手術当日で飲食禁止のため、いつものお茶と梅干がないのが寂しい。 08:00 : 点滴開始。 08:45 : 斉藤先生が4〜5人の若い医師を連れて病室に見え、手術は10:00であることを知る。 看護婦さんから13:00と聞いている旨を伝えると、斉藤医師から返ってきた答えは予定は最初から10:00との回答だった。 09:00 : 家内に電話し、手術開始時刻が13:00→10:00に変更となったので、今からでは間に合わないので来なくて良い旨伝える。 ちなみに東京医療センターの場合、家族の立ち会いは任意だそうだ。 09:05 : 当初10:00予定だった浣腸をする。浣腸をすると貧血を起こす人がいるというので事前に血圧(130/75)を計った。 浣腸後2〜3分で便意を催し、トイレに駆け込んだが、大体出終わった4〜5分後に気分が悪くなり貧血を起こした。 急いでトイレを出てベッドに横になったが、冷や汗が出て動悸が早くなり血の気が引き、回復まで10分くらいかかった。 後で看護婦さんにこの話をしたら「そういう時はすぐに呼んでください」と叱られてしまった。 09:45 : 弾性のきつい靴下を一人で履く。(手術中の血栓予防のためとのこと) 09:55 : 看護婦さんが手伝ってくれて前開きの手術着に着替える。(下は全裸) 10:00 : 歩いて手術室に向かう。手術室は放射線技師2名・斉藤医師・看護婦さんの計4名とこじんまりとしたチームだ。 初めに左肩に筋肉注射を打たれた。10分位して頭がボーッとして来たら、上体をを前屈させ、腰椎麻酔を打たれた。 筋肉注射は薬が入るときが少し痛く、腰椎注射は少しチクッとするだけなので問題は無い。 10:10 :手術台に横になり、お産のような格好になる。その後尿道に尿管を入れたり、器具のセットアップに10分くらいかかる。 既に麻酔が効いていて腰周りの感覚は無い。横になったまま待機する。 10:20 :手術開始。斉藤医師とスタッフのやり取りが聞こえる。 両ふくらはぎと右上腕に巻いた帯が順番に膨らんだり萎んだりして圧迫を繰り返す。 10:50 :手術開始後、変な格好で動かずにじっとしているため、30分位したら、左股関節が痛くなってきた。 絶対に体を動かしてはいけないため、早めに看護婦さんに伝えると、左の点滴に痛み止め薬を追加してくれた。 11:20 :手術開始後、今度は背中が痛くなってきた。我慢が出来ないので、また看護婦さんに伝えたら、 痛み止め注射を今度は麻酔の効いているお尻に打ってくれた。 12:00 :105個の線源をいれ無事終了。終わって台から足を下ろしてもらいホッとした。 12:20 : 部屋に戻ったら妻が来ていた。痛みは全く無い。 12:30 : 妻が帰る。 15:00 : 局部麻酔が切れたら、他はどこも痛くないのに尿道に入っている尿管だけが痛いので、 看護婦さんに言うと痛み止めは手術で使っているので使えないので、座薬を入れてくれた。30分位したら薬が効いて楽になった。 15:30 : 手術終了後3時間経過したので買っておいたペットボトルのお茶を飲む。寝たままで頭を上げてはいけないと指示を受けているためストローを使う。 筋肉注射のためかとても喉が渇いていたので美味しかった。 16:00 : 当初22日に予定していたCTスキャンとレントゲン撮影を行う。移動は寝たままストレッチャーで行う。 16:30 : 放射線科部長の萬先生が退院後の生活上の注意について病室にいらして説明してくださった。 退院後は体調と相談しながら普通の生活をして良いが、お酒は1週間止めてくださいと言われてしまった。 21:00 : 消灯。その後朝まで尿道に入っている尿管が寝返りう打つ度に多少痛むため、浅い睡眠を繰返した。 生検(横浜市民病院)の時は全身麻酔だったため、本当に楽だったが、今回は局部麻酔のため、意識があるためあっちこっちが痛くなり困った。 東京医療センターは週6人のペースで小線源治療の手術を行っている。これは日本一(アジアで一番)でその頂点にいる人は斉藤医師だ。 手術後の痛みは全く無く、尿管から出てくるおしっこも血尿は見られず、技術の高さを実感したしだいだ。 私の病院選びは間違っていなかったし、本当に感謝の気持ちで一杯だ。 ただ、小線源治療は全身麻酔でやったほうが患者にとっては絶対楽だと思う。東京医療センターが何故その手法をとらないかを聞いてみたい。 また、手術時刻が何の連絡もなく、13:00→10:00に変更になったり、 翌日の午前中に予定されていたCTスキャン検査とレントゲン検査が急に前日の午後になったり不安な面もある。
| 2011年1月22日(土) : 東京医療センターに入院3日目(手術後1日目) 06:00 : 尿道に入っている尿管を抜いてもらう。看護婦さんが「抜きますよ」と声を掛けてくれて一気に抜くと、その瞬間激痛が走った。 水分を沢山取るよう指示される。 07:40 : 部屋にあるトイレでおしっこをする。尿道が傷ついているためか血尿と排尿時におしっこが染みて痛い。 その後点滴と頻繁に飲むお茶のせいで1時間おき位にトイレへ行ったが、 ハルナールD錠を飲んだ後は回数が重なるたびにおしっこの出も良くなったし排尿痛も少なくなった。 08:00 : 朝食。朝食後に排尿をスムースにする薬、ハルナールD錠を1錠のむ。 12:00 : 昼食 16:00 : 点滴をしながら寝たまま残尿エコー検査を行う。 残尿エコー検査前に昨日からのT字帯と紙おむつからパンツに履き替えたが、尿道からの出血がかなり紙おむつに付いていた。 前尿検査は3回計測し、膀胱の残尿量が平均で100cc以下ならば合格だ。計測結果は50ccだった。 18:00 : 夕食 19:00 : 点滴が終わり、点滴針を抜いてもらいやっと自由の身になった。 21:00 : 消灯 尿管(カテーテル)を抜いて貰ったら、出来るだけ早く水分を沢山取った方が良い。 理由はその後おしっこをした時に出来るだけ痛みを軽減するためと合併症予防のためだ。 オシッコをするとオシッコが傷ついた尿道を通る時に染みて痛みを感じるが、水分を沢山取るとオシッコが薄くなって痛みが軽くなるからだ。 また、尿道カテーテルを抜いて翌日までは紙おむつでいた方が良い。 理由は痛んだ尿道から排尿後出血するからだ。朝6amにカテーテルを抜き、 夕方4pm頃にもう大丈夫だろうとパンツに履き替えたらまだ出血していてパンツを汚してしまった。 朝食のときは腫れている患部が座面に当たり、椅子に座っているのがつらかったが夕食時の頃には30分くらいは座れるようになった。 座るときに真中が空いている「ドーナツ座布団」があると便利だ。
| 2011年1月23日(日) : 東京医療センターに入院4日目(手術後2日目) 06:00 : 起床。相変わらず排尿痛は続いているが、ハルナールD錠のお陰で排尿はスムースだ。 08:00 : 朝食。この病院のメニューは野菜食が中心のようだ。年寄りが中心の病気だからこれで良いのかもしれない。 → 食事写真 08:30 : 朝食30分後にハルナールD錠を一錠(1日1錠)とシプロキサン錠を一錠(毎食後)飲む。 09:00 : 3階スタッフルームで退院書類を貰い、1階の退院窓口で請求書を受け取り、1階の自動せい精算機で入院費をカード支払い、 領収書を3階スタッフルームに提出し退院手続き終了。 09:30 : 妻が迎えにきたのでバスと電車を使い帰宅。 11:45 : 横浜の自宅に無事到着 排尿を促すハルナール錠を35日分と抗生物質のシプロキサン錠を5日分をもらい、 3泊4日の入院費(個人負担分)は¥184,970(国保・国保限度額適用認定書使用)とほぼ予算どおりだった。次回受診日は1カ月後の2月23日。 ¥91、010(自己負担額30%+ 限度額適用)→@ ¥1、267、260(保険負担額)→A ¥1、358、270(保険対象総額)→@+A ¥93、960(個室料ほか:保険対象外金額)→B ―――――――――――――――――――――― ¥1、452、240(3泊4日入院総費用)→@+A+B ¥184、970(3泊4日入院個人負担総額)→@+B
| 2011年1月24日(月) : 手術後3日目 昨日の夕方から排尿痛は無くなったが、血尿は相変わらず続いている。 オシッコの出は1日1錠飲むハルナールD錠のお陰で通常と変わらずスムースだ。 患部の腫れは80%回復し、1時間くらいは座っていられるようになった。 排尿を促すため、1日1〜2リットル位の麦茶を飲んでいる。
| 2011年1月25日(火) : 手術後4日目 血尿は相変わらず続いているが、オシッコの出は良い。 水分を1日1〜2リットル位取るせいかトイレの回数が昼10回、夜3回と多い。 患部の腫れはだいぶ引いたが、まだ長時間座っているのは辛い。
| 2011年1月26日(水) : 手術後5日目 血尿はほとんど認められなくなった。オシッコの出は相変わらず良い。 水分を1日1〜2リットル位取るせいかトイレの回数が昼11回、夜2回と多い。 患部の腫れはまだ多少あるものの、日に日に回復しているのを実感する。 3日ぶりに1時間30分(6Km)ほど妻と散歩をする。寒かったが、お天気が良く気持が良かった。
| 2011年1月27日(木) : 手術後6日目 水分を1日1〜2リットル位取るせいかトイレの回数が昼11回、夜2回と相変わらず多い。 患部の腫れはまだ少しあるが、座っていてもあまり気にならなくなってきた。 10日ぶりにスポーツクラブへ歩いて(往復4Km)行く。患部の腫れもあるため、 ウェイトトレーニングは止めて、ジョギング(10分)とストレッチ(40分)で軽く汗を流した。
| 2011年1月28日(金) : 手術後7日目 昨日の運動のお陰で良く眠れた。今日もスポーツクラブへ行き昨日と同じメニューを行う。 水分を1日1〜2リットル位取るせいかトイレの回数が昼11回、夜2回と相変わらず多い。 患部の腫れはまだ少しあるが、座っていてもほとんど気にならなくなった。 便通は従来どおり毎朝1回あり、快調だ。 昨日まではオシッコを絞ろうとすると、おちんちんの根元に痛みがあったがそれも無くなった。 |
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手術後の「お酒とたばこ」の話 |
前立腺がんと運動習慣の話 |
小腺源治療後の日常生活で注意すること |