第1話 人間ドック検査 第2話 生検のため入院 第3話 前立腺がん発見 第4話 治療方法を検討 第5話 病院の選定 第6話 骨シンチ・CT・MRI検査 第7話 治療方法の決定 第8話 治療開始 第9話 手術後の経過 その他闘病記 その他の話題 |
はじめに 前立腺がんになったことは残念だが、せっかく貴重な体験をするのだから、 その一部始終を記録として残したいと思いこのサイトを開設した。 前立腺がんと宣告されて、全摘出手術を含めてどんな治療方法があり、それら治療法の長所や短所、 どこの病院が良いのか、自分が受けようとしている治療法を実際に受けた人の体験談など知りたいことは沢山あった。 しかし、それらの情報を集めるのは結構時間もかかり大変だった。 同じ病気を抱える仲間に私が集めた情報と体験が少しでも参考になれば幸いである。 第1話 人間ドック検査2009年6月の人間ドックで前立腺ガンの指標となるPSA値が正常値(3.9以下)の4を超え、 汐見台病院で再検査を受けた。 医師から自覚症状を聞かれ、昔に比べると多少オシッコの出が悪くなったことと、夜中に一度トイレに起きることと回答し、 触診の結果は前立腺肥大の兆候は見られないという診断だった。 その後血液検査を行ったがPSA値は3.6、3週間後の2回目も3.3と正常範囲内だったためしばらく様子をみることにした。 ところが、翌年2010年6月の人間ドックで、またPSA値が4.7と正常値を超えてしまった。 紹介状を持って訪ねたのは 横浜市市民病院で、ここは汐見台病院と比べると大人と子供くらいの差がある立派な病院だ。 血液検査の結果は4.4だったため、担当のO医師(35歳くらい)は80歳の男性だったら勧めないがと前置き後、 私が59歳と若いため、入院して生検( 前立腺 の細胞を採取する手術)を受けることをすすめた。 ※ 参考 : 人間ドックによるPSA値の推移 2004年6月 2.0 (53歳) 2005年5月 2.4 ↓ 2006年5月 3.0 ↓ 2007年5月 3.6 ↓ 2008年7月 3.9 ↓ 2009年6月 4.7 ↓ 2010年5月 4.7 (59歳) |